松山市・砥部町はぐくま整骨院 とべ院のスタッフブログ

その手のしびれの原因は?

2016年08月12日

松山市・砥部町の皆さんこんにちは!

院長の宮田です。

 

手首痛、ばね指、腱鞘炎、手のしびれなど、

手首の症状シリーズの15回目です。

 

前回は松山市余戸にお住いの40代の女性が、手のしびれを訴えて来院されたケースを題材に、

手のしびれの症状を説明しました。

 

今回からはBの命に関わる恐れはなく、神経を圧迫することによって起こる

手のしびれの説明をしていきますね。

 

Bのグループは

a、腕から手まで全体がしびれるもの

1、頚椎症 (頸椎自体に原因があるもの)

2、胸郭出口症候群 (胸の神経や血管の通り道が圧迫されておこる症状です)

 

b、手のひらのしびれる領域で分類できるもの(末梢神経障害)

→ 手根管症候群肘部管症候群橈骨神経麻痺

(肘や手首の神経が圧迫されて起こります。)

に分類できましたね。

 

今回は「a」の1、頚椎症 をしていきます

 

頸椎症とは、頸椎のズレや首の筋肉の緊張によって、

神経を圧迫することによっておこる症状のことを言います。

 

頸椎症の場合、手だけというより、腕から手まで全体的にシビレてきます。

 

手の小指側だけしびれるとか、手の甲側だけしびれるとかの場合は、

手根管症候群や肘部管症候群などの末梢神経障害の方が疑われます。

(こちらは次の次の回から説明していきますね。)

 

 

「手のしびれ」というと、皆さんはこの首からくる頸椎症を連想される方が

多いのはないでしょうか?

 

実際に手のしびれで来院される多くの患者さんが、

「この手のしびれは首からですか?」と質問されます。

 

しかし実際は、首の症状(頸椎症)からくる手のしびれの症状

はそんなに多くはありません。

 

そのような誤ったイメージが定着している理由は、

前回の脊柱管狭窄症のブログでもお伝えしましたが、

病院での診断の仕方に原因があるのでは?と思っています。

 

病院で手のしびれを訴えると、とりあえずレントゲンをとられます。

そしてレントゲン所見で少しでもヘルニアが認められると、

手のしびれの原因を全てヘルニアのせいにされてしまうからです。

 

つまり、筋肉性の手のしびれの可能性が全く除外されて診断が

なされてしまっているのです。

 

あなたのその手のしびれが首からきているかを

判断する簡単な方法をいまからお伝えします。

 

首を動かして手のしびれ方が変わりますか?

 

ほとんどの方がかわりません。

つまりその症状は首からのものではなかったのです。

 

もう少ししっかりした検査法もお伝えします。

 

スパーリングテストという整形外科的テストです。

すごく簡単です。

 

頭を手のしびれる側に軽く倒します。

両手を組みあわせた状態で、頭の上に押せます。

そのまま頭を下に押しこんで、首を圧迫します。

スパーリング

これで手のしびれが増強しますか?

もし増強するようなら、やはりその手のしびれは首からきている

恐れがあります。

 

施術は前側の首の筋肉が緊張しているのか、それとも横か後ろか

を判断して、その部位と繋がっている筋膜の緊張を緩和させていきます。

 

ですので、頸椎症=骨=直らない

というわけではありません。

ずれている頸椎を牽引している筋肉の緊張を緩和させてあげれば

とれる症状も多くありますので、ご安心ください。

 

手のしびれといっても様々な原因があります。

痛みが出ている患部に原因はありません。

患部をけん引している筋膜があります。

私たちは痛みの原因を見つける特別なスキルをもっています。

何度もぶり返すその痛み一度当院で原因から改善していきませんか?

 

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詳しくは根本改善整体のページをご覧ください

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