松山市・砥部町の皆さんこんにちは。
姿勢分析師のエリナです。
今日は骨盤矯正についてご説明します。
最近雑誌などでも当たり前のように取り上げられている骨盤矯正。
当院でもいろいろな理由から骨盤矯正を受けたいと言われる方が最近特に増えました。
以前は女性が多かったのですが、最近は男性も増えてきています。
受けたい方の目的は様々ですが多いのが、
産後の骨盤矯正(開きを閉じて体型を産前に戻したい・頻尿・尿漏れ改善・腰痛改善)
生理痛・PMS・腰痛・下半身ダイエット・肩こりをなおしたいなどなど。
雑誌やネット情報の影響か、「骨盤矯正=体が良くなる」と思い込まれている方も
たくさんいます。もちろん骨盤矯正はとても効果的ですが、骨盤矯正は体を良くするための
一つのツールです。
今回は皆さんに骨盤と体のつながりをもっと知ってもらうためのお話をしていきます。
①骨盤とからだのゆがみ
人間の身体は繋がっているので、A)体(足・背骨)がゆがむと骨盤もゆがみます。
反対にB)骨盤がゆがむと体もゆがみます。
Aが圧倒的に多く、Bは産後の方がほとんどです。
ではなぜ体がゆがむと骨盤がゆがむのか?
皆さんは骨盤がゆがむと聞くとどんなイメージがありますか?
左右の骨盤が捻じれていたり、左右の骨盤の高さが違ったりを
想像される方がたくさんいらっしゃると思います。
見た目的にはこのように骨盤がゆがんでいるように見えるかもしれませんが、
これは体がゆがんでいるだけで骨盤のゆがみではありません。
このような状態をただ骨盤矯正だけしても、終わった後は整ったように見えますが
すぐに戻ります。このような状態の方は、当院では根本整体を受けてもらい、
骨盤だけでなく体の原因となるところを調整しながら良くしていきます。
では具体的に骨盤のゆがみとはどのようなことかというと、
①骨盤前傾(前に倒れている)
②骨盤後傾(後ろに倒れている)
③骨盤の開き(開いている)
です。
①に多いのは女性の方や反り腰の方で、この状態だと内蔵が下垂し内蔵の働きが弱くなり、
子宮の形もゆがみやすく、鼡径部のリンパ・血流も悪くなるので様々な症状がでます。
便秘・頻尿・尿漏れ・生理痛・PMS・下半身太り・肩こり・腰痛などなど
②は男性の方や若い時は①の状態で、高齢になるにつれ筋力の低下や背骨の
ゆがみからなる方がいます。この状態をほおっておくと
高齢になったときに圧迫骨折の危険性もあります。
この状態の症状で一番多いのが頑固な慢性的な腰痛です。
腰の骨が後ろに飛び出る方が多く、そうなると腰痛が治りにくいです。
③は女性です。男性で開く方はほとんどいません。
産後だけでなく、女性はホルモンバランスの関係で
骨盤が開いたり閉じたりを繰り返します。
通常なら開いても自然と閉じるのですが、①の状態と合わさると
骨盤が開いたままになり骨盤矯正をしてしっかり閉じることが必要です。
産後の方は育児疲れもプラスされるのと、
最近の便利な生活で昔より筋力が低下しているせいか、
自力で閉じるのが難しくなっています。
開いたままだと、尿漏れ・頻尿・産前の体型に戻らないだけではなく、
腰痛・むくみや不妊の原因にもなりやすいので気をつけて下さい。
つづく
最後までお読みいただきありがとうございます。